運営者が語る「ニュースレターを発行して、成功する人、失敗する人」

ニュースレターって、本当に効果があるの?
あなたは、そんな疑問を持たれているかもしれませんね。

断言します。
ニュースレターは間違いなく効果があると。
しかし、誰もがその効果を得られるわけではありません。そのことについて、これから詳しく述べていきます。

申し遅れました、私は本サイト『美容室専門ニュースレター作成代行』を運営している深井貴明です。
私は前職、ニュースレターを月に3本も書いているような人間でした。なぜ、3本も書いていたのか。それだけ効果があったからです。

3本中の一つが美容室に向けたニュースレターでした。私が退社するまでの約7年間、ニュースレターを発行し続けたのです。その間に起きた奇跡をご紹介させていただきます。

セミナー(講習会)の案内を送れば毎回満席に

私が責任者を努めていた事業の一つに、美容部門がありました。美容師に向けてヘアケア液と美容機器を販売する仕事です。

私は美容機器を売るため、全国津々浦々、セミナー(講習会)を開催して売り歩いたのです。セミナー会場は20〜30名が入るくらいのサイズ。会場は常に満席でした。300万円近くする美容機器も毎回売れ、事業は順調でした。

なぜセミナーを常に満席にすることができたのか。大きな要因の一つにニュースレターがあります。

ニュースレターが起こした奇跡

セミナーに参加してくださった美容師さんは、元々ヘアケア液を購入してくださっていたお客さんです。私はヘアケア液購入者に向けて毎月一度ニュースレターを発行していました。ニュースレターを通じて人間関係ができていたからこそ、参加者をすぐに集めることができた、というわけです。

ニュースレターの凄さは、これだけには留まりません。なんと、商品開発に美容師さんたちが協力してくれたのです。

私がいた会社では、世界一安全なパーマ液を作りたいと考えて、パーマ液の開発を始めました。もともと畑違いの業界だったため、右も左もわかりません。そこで美容師さんたちに協力をお願いしたところ、70名もの方が商品開発の協力に名乗りを上げてくださったのです。

会社が作った試作品を美容師さんが使い、その評価をフィードバックしてもらう。これを何十回も繰り返し(この間、なんと7年!)、世界一安全なパーマ液を開発することに成功しました。

なぜ、こんなにもお客さんが動くのか

セミナーの案内を送れば常に満席。商品開発にまで協力してくれる。ほかにも、商品のDMを送れば27%の人が購入してくれたり、美容師さんが知り合いに商品を紹介をしてくれたりと、様々な場面でニュースレターの影響が表れました。

なぜ、ニュースレターはここまでお客さんを動かすのでしょうか。その秘密は、人間関係にあります。
あなたは、見ず知らずの人から商品を勧められるのと、信頼している人から商品を勧められるのとでは、どちらから商品を買いますか? 当然、信頼している人からですよね。

人間関係のないお店と、馴染みのお店とでは、どちらのほうを友人に紹介しますか? 馴染みのお店ですよね。このように、人間関係の有無はお客さんの行動すべてに影響を与えるのです。

ニュースレターは、人間関係を作るツール

ニュースレターは、人間関係を作るためのツールです。人間関係が作れるのなら、ニュースレターにこだわる必要はありません。けれども、どのSNSであってもニュースレターの代替品にはならないと考えています。

手間暇かけたニュースレターとサクッと投稿できるSNSとでは、心情に訴えるものが違うのです。また、アナログとデジタルとでは、同じコンテンツであっても、五感から伝わる情報が違います。

電子書籍よりも紙の本のほうが売れているのが、一つの証拠です。
スマホ一台あれば、紙の本よりも安い電子書籍はすぐに買えます。にもかかわらず、未だ紙の本のほうが圧倒的(8:2の割合)に売れているのです。紙の本には、電子書籍にはない味わいがあるのでしょう。

お客さんとの人間関係を育むためには、アナログ媒体を最低一つは持っていたほうがいいです。費用対効果を考えると、やはりニュースレターがオススメです。

ニュースレターが当たり前の実践会

ある日、私は一冊のビジネス書に出合います。そこに書かれている内容に強い共感を覚えた私は、著者からもっと学びたいと思い、すぐに著者を調べました。すると、マーケティング実践会を運営していたことがわかったのです。これはチャンスと直感し、迷わず入会。

実践会の商売哲学は、「消費はワクワクな体験である。お客をワクワクさせよう」。それを形にするための実践手法が提供されていました。手法の一つにニュースレターがありました。

ニュースレターの解説を聞いた時、私は自分が毎月美容師に向けて発行していたものが「ニュースレター」というものなんだと初めて知りました。知らずに発行していた情報誌(通信)は、実践会で言うところのニュースレターの役割をしていたのです。

実践会では、誰もがニュースレターを発行していて、数々の実践報告を挙げていました。何百もの成果報告を見て、私がやっていたことは間違いではない、と確信に至ったのです。

成功する人、失敗する人の差とは

私はニュースレターの概念を知らずに、通信という名の「ニュースレター」を発行していました。そもそもなぜ通信を発行しようと思ったのか。「お客さんと人間関係を育みたい」と考えたからです。そこから導き出されたのが、何かしらの情報を定期的に送ろう、でした。

それから私は、嬉々として発行しました。毎月発行するのが楽しくて、30ページを超えるものを作っていたほどです。

ここから大切な話をします。
ニュースレターは、「お客さんと人間関係を育んだ商売をしたい」と思う方しかやらないでください。いや、やってもいいんですけど、多分続かないです。

「ニュースレターを発行すると売上が上がる」という話を聞いて、ニュースレターを始める人がいますが、続きません。ニュースレターはビジネスツールの中でも、特に手間がかかります。また、チラシやDMと違って、レスポンスが分かりやすい形で返ってきません。売上目的にニュースレターを始めると、この手間や不確実性に負けてしまい、続けられないのです。

逆説的ですが、ニュースレターを「売上を上げるために作ろう」と考える人より、「お客さんと人間関係を育みたい」と考えて作る人のほうが、結果的に売上は上がります。

嬉々としてニュースレターを作る人だけが、ニュースレターの恩恵にあずかれるのです。

代行業社にとって都合の悪い真実

ニュースレターを売上を上げるための手段と捉えている人は、できるだけ手間を省こうとします。ニュースレターの中身を自分で書かずに、他人に書いてもらおうと考えるのです。こうした人に向けて、ニュースレターの作成代行をしてくれる会社もあります。しかし私から見て、本質的にズレています。

何度もお伝えしている通り、ニュースレターの目的はお客さんと人間関係を育むことです。
年賀状や手紙を他人に代行してもらおうと考える人が人間関係を育めると思いますか? やらないよりはマシかもしれませんが、そうした姿勢は必ずニュースレターの内容にも表れます。

私も代行業をしていますが、しているのはあくまでもデザインのみです。中身は、購入者自身に書いてもらいます。
代行業者にニュースレターの作成をお願いすれば、月々9,800円以上かかります。年間12万円です。(正直、もったいないです)デザインのテンプレートだけ購入すれば、9,800円で済みます。

お金をかけて人間関係が大して育めないニュースレターを送るのと、手間はかかるけれど人間関係を育めるニュースレター、を送るのとでは、あなたはどちらを選びますか? もし人間関係を育めるニュースレターを選ばれるのでしたら、弊社のテンプレートをお申し込みください。

ニュースレターに役立つコンテンツも用意しています。ぜひ、ご活用ください。

本サイトの記事内では、アフィリエイトを含むリンクがあります。